かながわでにほんご Study Japanese in Kanagawa

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【令和5年度 日本語学習支援実践者研修@県央地域】を実施しました。

2023(令和5)年11月2日(木)、11月8日(水)の2日間にわたり、県央地域を対象とした「日本語学習支援実践者研修」を実施しました。
本研修には、相模原市や座間市をはじめ、県内の日本語ボランティア教室や国際交流協会等で積極的に地域の日本語学習支援に携わっているのべ30名(2日間)の方にご参加いただきました。

第1回は、「日本語教室が地域の多文化共生の拠点となるためには?」と題し、自治体職員による報告、講師による参加者交流会を行いました。
自治体職員からは地域の外国人住民の現状の説明、自治体の取組について報告していただきました。報告を聞いた参加者から「企業との連携をどのようにしたらよいか」など多くの質問があり、質疑応答が活発に行われました。
参加者交流会のグループワークでは、地域の日本語教育現場で起こりうる事例をANADO(アナドゥ)を使って意見交換をしました。

第2回は、「日本語教室を魅力ある相互理解の場とするには?」と題し、藤沢市日本語支援ネットワーク会議代表、副代表の方から、取組内容やボランティア教室間の横連携の実践を中心に事例紹介をしていただきました。
講義・演習では地域日本語教育の移り変わりについての講義、対話中心の日本語教室について参加者同士で考える演習を通して意見や情報交換を行いました。

【参加者の皆さまの声をごく一部ですが、ご紹介します。】

・日本語教室の地域においての役割的な内容がつかめ、今日の学びを今後役に立てられると思いました。
・自治体の先進的な取組を知ることができて良かったです。
・色々な立場で日本語教育に携わる方々と話すことで、日本語教育を考える視野が広がりました。
・日ごろは他のボランティアと意見交換をしたり、交流したりすることが少ないので、今日は率直なお話が聞けて良かったです。このような機会をまた設けてください。


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