外国人従業員向け日本語講座を実施しました
1月11日から2月29日にかけて、全8回の外国人従業員向け日本語講座(主催:神奈川県、共催:綾瀬市商工会)を実施しました。
当講座は職場でのコミュニケーションに役立つ日本語の習得を目的のひとつとしており、受講者の皆さんは「遅刻や欠勤の連絡をする」「指示を受ける」「不明点を尋ねる」際などに必要な日本語を学んできました。授業では、グループワークの機会が多々ありましたが、出身国や母語、勤務先が異なる中、受講者同士日本語で頑張って受け答えする姿が印象的でした。
また、当講座において、受講者を雇用する企業の方々に受講者の会話パートナーとしてご参加いただく機会を設けました。会話パートナーとして参加された企業の方々からは「簡単に思われる言葉でも、外国人従業員にはわからないということを理解した」「日本人側も寄りそう姿勢が大切」など、企業側の視点でも、職場におけるコミュニケーション上の課題を認識していただきました。
講座終了後、受講者の皆さんからは「もっと日本語を勉強したい」「他の企業で働く人と勉強できたことが印象的だった」といった感想が寄せられました。また、企業の方々からも「受講をきっかけに従業員の日本語学習意欲が高まった」「今回の講座を通し、講座形式の日本語学習の必要性を感じた」などの感想をいただきました。
<↑学習中の様子>
<↑会話練習の様子>
https://www.kifjp.org/nihongo/r5gaikokujkouza