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かながわ外国人住民子育て支援フォーラム

内容


外国につながる乳幼児が増える自治体での保育園の受け入れを考える


 神奈川県では、外国につながる赤ちゃんの出生が年々増加しています。そして、県内の多くの保育園・幼稚園での受け入れも増加しています。しかしながら、自治体による外国人園児受け入れに関するサポートにはばらつきがあるのが現状です。箱根町は、近年、観光産業等に従事する人材としてネパール人が多く居住するようになりました。現在、町で生まれる2人に1人は外国籍の赤ちゃんとなっています。
 このような状況のなか、かながわ国際交流財団では、箱根町で外国につながる乳幼児を受け入れている全ての園を訪問し、保育士を対象とする研修を実施しました。そして、外国人保護者向けには、入園申請等について学ぶセミナーを実施しました。
 今回の「かながわ外国人住民子育て支援フォーラム」では、箱根町の事例を紹介しながら、外国人住民の増加の現状を知り、外国人子育て世代の増加に対して自治体ができることを考え、今後、日本で育っていく子どものためにできることを考える機会としたいと思います。


<フォーラム前半>
【講演】
「外国ルーツの子どもの保育園の受け入れの重要性~言語習得と教育の観点から~」
・中村 ジェニス氏(神奈川大学 外国語学部 准教授)
 専門分野:バイリンガリズム、バイリンガル教育、言語習得、社会言語学

【事例発表】
〜外国人住民が増加する箱根町を例に
・尾形 久美氏(箱根町町民課)
 箱根町における外国人住民の増加と子育て世代の外国人について
・大石 ひろ美氏(箱根DMO(箱根町観光協会))
 箱根の観光業における外国人材の必要性
・ジギャン・クマル・タパ(かながわ国際交流財団
 ネパール人住民の状況と子育ての様子 
 ~箱根町民向け保育園申請セミナーを通して感じたこと~
・福田 久美子(かながわ国際交流財団)
 箱根の保育士向け研修と外国人向け保育園申請セミナーの報告

<フォーラム後半>
グループディスカッション(意見交換)
「外国につながる子どもを保育園・幼稚園に受け入れるために私たちができること」

日時・開催方法

2025年2月28日(金)13:30~16:00

定員

前半100名 後半50名

開催方法

オンライン開催(Zoom)

費用

無料

対象

・自治体職員(保育、母子保健、国際政策、観光担当など)
・保育園・幼稚園関係者
・地域の子育て支援者
・外国人支援者
・観光業関係者
・その他興味のある方

申込方法

こちらのリンクからお申し込みください。



申込締切

2025年2月17日(月)17:00

主催・問合せ

(公財)かながわ国際交流財団 多文化共生グループ
TEL:045-620-4466(平日8:45-17:30)
Email:(担当:福田)
※問合せメールには件名に「外国人住民子育て支援フォーラム」と明記してください。

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