【マルパ講演会】 社会的排除はなぜ起きるのか? 包摂に向けて公共施設ができることを考える
◆講師 岩田 正美さん(日本女子大学名誉教授)
「社会的排除」あるいは「社会的孤立」という言葉を新聞などのメディアで目にすることが多くなりましたが、それらは身近なところで起きているにも関わらず、可視化されにくいため、わかりづらいものとなっています。今回の講演会では社会福祉学の第一人者であり、『社会的排除-参加の欠如・不確かな帰属』の著者でもある岩田正美さんに、そもそもそれがどのような状況のことを指し、なぜ起きるのか、また、それに対応した政策である「社会的包摂」について、わかりやすく解説していただきます。後半では参加者のみなさまとともに、社会的包摂に向けて、図書館・博物館・美術館等の社会教育・文化関連の公共施設ができることを考えていきます。
◆日時:2020(令和2)年1月26日(日)
14:30~16:15(受付14:00~)
◆会場:神奈川韓国会館7階ホール(横浜市神奈川区鶴屋町2-10-1)
JR横浜駅きた西口より徒歩5分
◆定員:30名(事前申込制/先着順)
◆対象:どなたでも
◆参加費:無料
◆主催:公益財団法人かながわ国際交流財団/マルパ実行委員会
◆申込方法:Eメールに下記①~⑦を記入の上、申込用メール(mulpa@kifjp.org)に送付してください。
①氏名
②住所
③TEL/FAX
④Eメール(アドレス)
⑤所属
⑥本講演会で特にどのような点をお聞きになりたいですか(30字以内)
⑦本講演会を知ったきっかけ(チラシの入手先など)
●当日スケジュール
14:30~14:50 開催あいさつ・趣旨説明
14:50~15:35 講演
15:35~15:50 各テーブルでの感想シェア
15:50~16:15 参加者との質疑応答
16:15~16:45 情報交換会
●講演者プロフィール
プロフィール
1947年生まれ。日本女子大学名誉教授・放送大学客員教授・日本福祉大学客員教授 社会福祉学、貧困論を専攻。中央大学大学院経済学研究科修士課程修了、日本女子大学博士(社会福祉学)。東京都立大学人文学部助教授、教授を経て、日本女子大学人間社会学部教授。2015年、定年退職。
主な著書として『戦後社会福祉の展開と大都市最底辺』(ミネルヴァ書房、第二回社会政策学会学術賞、第四回福武直賞受賞)
『ホームレス/現代社会/福祉国家』(明石書店)、『現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護』(筑摩書房)
『社会的排除―参加の欠如・不確かな帰属』(有斐閣)、『社会福祉のトポス』(有斐閣、2017年度日本社会福祉学会学術賞受賞)
『貧困の戦後史―貧困の「かたち」はどう変わったのか』(筑摩書房)。
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