外国人の患者さんに寄り添う「やさしい日本語」による対応を学ぶ
―「こころの壁」も「ことばの壁」も低くするために―
外国人住民の生活課題のひとつに医療に関することが挙げられます。迅速な診療を受けられなかったり、受診したときには既に深刻化していたりするケースもあります。外国人住民の増加とともに、言葉の壁や文化・習慣の違いなどに向き合いながら、外国人の患者さんに寄り添う対応力が医療関係者にはいっそう求められています。
そこで、在住外国人住民の背景等を知り、医療現場において外国人患者の受付・案内や問診などの初期対応に役立つ「やさしい日本語」を学びます。ぜひご参加ください。
堀 成美氏
看護師／コンサルタント（感染対策、外国人医療）
黒田 友子氏
一般社団法人やさしいコミュニケーション協会 代表理事
（※講師略歴はこのページの一番下をご参照ください）
医療関係者（医師・看護師・助産師・保健師等）、医療機関職員、そのほか外国人への診療・対応に従事する方
※応募多数の場合、神奈川県内に在住・在勤の方を優先させていただく場合があります。
2023年7月22日(土)14:00～16:00（120分）オンライン（zoom）
・外国人の言語的背景、外国人を取り巻く環境
・医療で用いる“やさしい日本語” 概説
・円滑なコミュニケーションのためのポイント
・「 多言語医療問診票」を使用したワーク
・書き換えワーク（医療用語／文章変換）
・診療時を想定したワーク 等
・社会資源、支援ツールの紹介
※「多言語医療問診票」とは日本語を話せない外国人が、病気やけがをしたときに、その症状を母語で医師などに伝えられるように制作されたものです。多言語医療問診票は、NPO法人国際交流ハーティ港南台と公益財団法人かながわ国際交流財団の協働により運営されています。
https://kifjp.org/medical/
30名
無料
(公財)かながわ国際交流財団 多文化共生グループ（担当 原）
TEL：045-620-4466（平日8:45〜17:30）
Email：tabunkajoin★kifjp.org（★を@に変えてお送りください。お問い合わせメールのタイトルには「医療関係者向け 多文化対応力向上講座」と明記してください。）
各自でご用意いただきたいIT環境は次の２点です。
○PCまたはタブレット等のZoomをインストールした端末（WEBカメラとマイク付き）
○インターネット通信環境（Wi-Fi、4G等モバイル回線、有線）
※研修中はビデオをONにして顔を出していただき、ワーク中は音声もONにしてご参加いただきます。
※スマートフォンは文字が小さくなるため推奨しません。
※ワーク中に、周囲の話し声や電話等の雑音が入ると、参加者同士で聞きとりにくくなります。なるべくヘッドセットやイヤホンマイクのご使用をお願いします。
※開催前日までにzoomをインストールしておいてください。Zoomが初めての方は、Zoomの公式サイトから「テストミーティング」に参加して接続環境をテストしておくようお願いします。
【Zoom公式はこちら】https://zoom.us
※ご利用環境に関する技術的な質問については、お答えすることができませんのであらかじめご了承ください。
がん・感染症センター都立駒込病院感染症科、国立国際医療研究センター国際診療部で多言語・多文化の医療に関わる。感染対策ラボ 代表。
共著『多文化共生社会をめざして』、『国際化と看護－日本と世界で実践するグローバルな看護をめざして』
山口県宇部市出身。大阪外国語大学国際文化学科日本語専攻を卒業。
日本語教師／やさしい日本語アドバイザーとして自治体や民間企業、医療機関等で講師を務め、やさしい日本語の普及・啓発活動を行う。 国立国際医療研究センター国際診療部と医療者向けの「やさしい日本語(医療)研修」を開発・開催。厚生労働省主催「外国人患者受け入れ医療コーディネーター養成研修」のやさしい日本語の講師を担当。
