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【終了しました】2021年度 多文化対応力向上講座 医療関係者向け「やさしい日本語講座」

※定員に達したためお申し込みを締め切りました


テーマ

「こころの壁」も「ことばの壁」も低くする
―外国人の患者さんに寄り添う地域医療を目指して

概要

◯神奈川県は、全国的に見て外国人住民の割合が高く、出身国・地域も多様で、定住化も進んでいます。
◯在住外国人に困りごとの調査をすると、医療に関することが必ず上位にきます。
◯言葉の壁や経済的理由などから、病状が悪化するまで受診しないこともあり、自国から持参した薬に頼る人も少なくありません。コロナ禍で外国人の脆弱性も一層、顕在化しました。
◯そこで、在住外国人の背景を知り、「ことばの壁」も「こころの壁」も低くするため、外国人への円滑な対応に役立つ「やさしい日本語」を、参加型のワークで学びます。

講師

(2日間ともに)
講師 武田 裕子氏(順天堂大学医学部 医学教育研究室 教授)
講師 沢田 貴志氏(港町診療所所長・医師)
ワークアシスタント 在住外国人 数名

開催方法

オンライン(zoom)

対象

医療者(医師・看護師・助産師・薬剤師・保健師等)、医療機関職員、医療通訳者、外国人診療・対応に従事する方ならどなたでも

第1回

日時:12月11日(土)15:30~17:45(2時間15分・休憩あり)
内容:「やさしい日本語」基礎編
〇県内在住外国人の健康課題や医療アクセスの現状
  沢田貴志(港町診療所所長・医師)
〇医療で用いる「やさしい日本語」
  武田裕子(順天堂大学医学部教授)
〇グループワーク…在住外国人と「やさしい日本語」演習

第2回

日時:12月12日(日)15:00~17:15(2時間15分・休憩あり)
※12日(日)の講座は、11日(土)より30分早い開始となります。開始時刻にご注意ください。
内容:「やさしい日本語」実践編
〇「やさしい日本語」で外国人対応・支援ツール等の紹介
  武田裕子(順天堂大学医学部教授)
〇医療通訳の意義と通訳者同席の際の留意点
  沢田貴志(港町診療所所長・医師)
〇グループワーク…在住外国人と「やさしい日本語」ロールプレイ

定員

30名(各回単独での参加も可能です)

参加費

無料

主催・問い合わせ先

(公財)かながわ国際交流財団
多文化共生グループ (多文化対応力向上講座 担当 佐々木)
TEL 045-620-4466(平日8:45~17:30)
E-mail tabunkajoin●kifjp.org
(●を@に変えてお送りください。お問い合わせメールのタイトルには「医療関係者向け やさしい日本語講座」と明記してください。)

申込み方法

※定員に達したためお申し込みを締め切りました


申し込みフォームからお申し込みください。

申し込みはこちら

申込締切

2021年12月1日(水)

チラシ(PDF)

zoom(オンライン)のご留意事項等

各自でご用意いただきたいIT環境は次の2点です。

◯PCまたはタブレット等、zoomをインストールした端末(WEB カメラ、マイク付き)(※原則、顔を出していただきワークを行います)
◯インターネット通信環境(Wi-Fi、4G等モバイル回線、有線)

※端末1台につき1人のご参加を想定していますが、職場環境等の都合により、PC1台で複数人が参加することも可能です。その場合は、お申し込みの際に、申込フォームの連絡欄でお知らせください。
※ワークの最中に、周囲の話し声などの雑音が入ると、参加者同士で聞きとりにくくなります。なるべくヘッドセットやイヤホンマイクのご使用をお願いします。
※開催前日までにzoomの公式サイトから「テストミーティング」に参加して接続環境をテストしておくようにお願いします。
zoom公式はこちら
※その他、ご利用中のIT環境に関する技術的な質問については、お答えすることができませんので、あらかじめご了承ください。

講師略歴

武田裕子(順天堂大学大学院医学研究科 教授)

1986年筑波大学医学専門学群卒業後、同大学大学院博士課程修了。1990-94年にハーバード大学Beth Israel Hospitalに臨床留学し、プライマリ・ケアを専攻。米国内科専門医資格取得。その後、筑波大学、琉球大学、東京大学医学教育国際協力研究センターを経て三重大学地域医療学講座教授。地域医療教育および国際保健に従事。その経験から、2010年、学生に戻ってロンドン大学衛生学熱帯医学大学院修士課程に留学。キングスカレッジ・ロンドン医学部研究員を務めた後、ハーバード大学で健康格差教育に関する研究を行い、2014年より現職。「自己責任」と言わない医師を育てる教育に取り組む。
週に一度、訪問診療に従事。路上生活者の支援活動に定期的に参加し、在留外国人の健康格差の改善に向けて医療機関における「やさしい日本語」の普及を図っている。

沢田 貴志(港町診療所所長・医師)

1986年千葉大学医学部医学科卒業後東京厚生年金病院にて総合内科専門医取得。1991年より港町診療所にて多数の外国人を含む診療、シェア=国際保健協力市民の会で在日外国人の医療相談を開始。1996年より一年間タイ国立マヒドン大学公衆衛生学部大学院で学び公衆衛生学修士取得。その後、港町診療所所長として診療の傍ら、MICかながわ で神奈川県の医療通訳制度の構築スタッフ育成に参加。厚労省エイズ対策研究事業でNPOや病院ソーシャルワーカーなどと共に外国人のエイズ診療体制の構築の研究に取り組む。言葉の壁や経済的な障壁をのりこえて全ての人が医療にかかれる仕組み作りが社会の健康を保つと考える。現在東京大学大学院など4大学で非常勤講師。

参考動画

①「やさしい日本語」の基礎編

②「やさしい日本語」のコツ編

③外国人の考える「やさしい医療」編(ある外国人の方の経験)

<動画提供元>医療×「やさしい日本語」研究会(順天堂大学)