「多文化ソーシャルワーク講座」の受講者を募集中です。
外国人住民の増加・定住化に伴い、神奈川県にも、約160の国・地域の約16万人の外国人が暮らしています。こうした多文化を背景に持つ人々が抱える生活課題を解決する上で、言葉をはじめとする文化的・社会的背景の”ちがい”に配慮した「多文化ソーシャルワーク」の必要性が高まっています。本講座では、ソーシャルワークの基本的なスキルと、外国人支援を行う上で必要な基本的知識やコミュニケーションスキルについて実践的に学びます。
※本事業は、神奈川県県民局くらし県民部国際課の委託により、国際交流財団が「かながわコミュニティカレッジ連携講座」として実施しています。
●実施時期 2015年1月〜3月 土曜日 13:00〜18:00、全5回(第1回2015年1月10日、第2回2015年1月24日、第3回2015年2月7日、第4回2015年2月21日、第5回2015年3月7日)
●定員 35名 ※応募多数の場合、抽選。
●会場 かながわ県民センター 11階 かながわコミュニティカレッジ講義室(横浜駅西口より徒歩5分) ※第3回を除く
●参加費 無料 ※フィールドワークにおける交通費は自己負担となります。
●申込方法
「名前」「住所」「電話番号」を、メール、電話、ファックスのいずれかの方法でお知らせください。
差し支えなければ、「ご所属」「支援経験」「講座で学びたいこと」についてもお知らせください。
※本講座は原則として全回参加出来る方を対象としています。やむを得ず欠席する日が事前に分かっている場合は、国際交流財団までご相談ください。
●申込締切り 2014年12月10日(水) 17:00
※定員に達しない場合は引き続き先着順で受け付けます。
●申込先・問合せ 公益財団法人かながわ国際交流財団
多文化共生・協働推進課(担当:冨江)
TEL:045-620-0011 FAX:045-620-0025
メール:tabunkajoin★kifjp.org
※メールを送るときは★を@マークに変えてください。
●カリキュラム
(1)2015年1月10日(土) 13:00〜18:00
「多文化ソーシャルワーク入門」
[1]多文化ソーシャルワークの必要性と意義
[2]多文化に配慮したソーシャルワークのあり方
[3]外国人支援の基礎知識
[講師]
・聖テレジア病院スーパーバイザー 社会福祉士 鶴田 光子
・(特活)多言語社会リソースかながわ(MICかながわ) 医療通訳 後岡 和代・古山季玲
・移住労働者と連帯する全国ネットワーク運営委員 大川 昭博
・(特活)コリアNGOセンター東京事務局長 金 朋央 ほか
(2)2015年1月24日(土) 13:00〜18:00
「貧困問題を抱える人への支援を考える」
[1]外国人支援と貧困問題
[2]通訳を介した面接のあり方
[講師]
・移住労働者と連帯する全国ネットワーク運営委員 大川 昭博
・ポルトガル語通訳 鈴木 クリスチーナ 美幸 ほか
(3)2015年2月7日(土) 13:00〜18:00
「多文化共生の地域づくりの事例から学ぶ」
横浜市中区の横浜中華街周辺と寿地区のフィールドワーク(現地集合・解散)
[講師]
・横浜市中区役所国際サービス員 廣野 美賀子
・ことぶき学童保育指導員・ことぶき青少年広場所長 石井 淳一 ほか
(4)2015年2月21日(土) 13:00〜18:00
「外国人女性と子ども支援を考える」
[1]国境を越える女性・子どもの社会的背景とDV支援
[2]やさしい日本語を使った面接スキル
[講師]
・昭和女子大学 非常勤講師 岡田 澄恵
・東洋大学 助教 門 美由紀
・カラカサン〜移住女性のためのエンパワメントセンター〜 共同代表 山岸 素子
ほか
(5)2015年3月7日(土) 13:00〜18:00
「個別支援からソーシャルアクションへ」
[1]問題解決から社会資源の開拓へ
[2]学びを実践につなげる
[講師]
・(特活)多言語社会リソースかながわ(MICかながわ) 理事長 松野 勝民
・東洋大学 助教 門 美由紀 ほか