横須賀美術館にて福祉講演会「指先から広がる可能性―触覚による美術鑑賞」を実施します(参加者募集中)(平成30年2月10日)
福祉講演会「指先から広がる可能性―触覚による美術鑑賞」
横須賀美術館では、開館前の2006年から「視覚障害者の美術鑑賞」をテーマとした講演会を開催しています。毎年、海外からゲストを招き、触図に触れながら美術作品について理解することができる「触察本」や、美術館へのアクセシビリティに関する様々な先進事例を紹介してきました。
今年は、これまで本事業のコーディネートを担ってきた岩崎清氏をゲストに迎え、当館学芸員とともに、各講演の内容をふり返ります。どの講演も、視覚障害を切り口としながら、誰もが楽しむことができる美術館や、作品を「見る」「理解する」とはそもそもどういうことかを問い直すような、示唆に富むものでした。視覚に障害がある方や、そのサポートに従事する方はもちろん、視覚以外の感覚を活かした美術鑑賞に興味のある方など、どなたでもご参加ください。
日時:2018年2月10日(土)14時~16時
講師:岩崎清(NPO視覚障害者芸術活動推進委員会代表、ギャラリーTOM副館長)
会場:横須賀美術館ワークショップ室(神奈川県横須賀市鴨居4-1)
アクセス:http://www.yokosuka-moa.jp/outline/index.html
定員:先着40名
対象:どなたでも ※手話通訳や要約筆記が必要な場合は事前にご相談ください
参加費:無料
参加方法:当日、直接会場へお越しください
協力:NPO視覚障害者芸術活動推進委員会、ギャラリーTOM
担当:横須賀美術館 TEL:046-845-1212